SONNETは平面多層構造のスパイラルインダクタ,スパイラルコイル,平面コイル,プリントコイルなどの構造寸法を電磁界解析します.dxf,GDSIIそしてGerberファイルを読み取り,結果はDCからTHzまでのインピーダンスの周波数特性やその等価回路として出力できルので,Cadence,AWR MWO,Agilent ADSなど既存の設計フローに組み込むことができます.

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高周波半導体のパフォーマンスを支配するインダクタの損失を精密に解析します.

シリコン基板上のインダクタの損失解析

これはシリコン基板上に形成されたインダクタで, シリコン基板中の渦電流損を低減するためにすだれ状の電極を持っています. 図で内側の巻線の内側は赤く強い電流が流れ,外側の巻線では巻線の両側に赤い部分が見えます. インダクタの解析自体は多くの高周波シミュレータで可能ですが,これほどの分解能で電流密度を再現し,それに基づいてQ値を算出できるのはSONNETだけです.

半導体プロセスのTechnology Layer

これもシリコン基板上に形成されたバランで,この損失は高集積度の高周波IC全体のパフォーマンスに影響します. それゆえライブラリに用意されていないオリジナルなパターンを電磁界シミュレーションする意味があります. SONNETの層構造データは半導体プロセスのTechnology Layerに対応しDXFやGDS IIファイルのImport/Exportに対応します.また Cadence社 Virtuoso ,Agilent社 ADS とのインターフェースを使えば, それぞれの設計環境の中からSONNETのシミュレーションを利用できます.

等価回路抽出

SONNETはDCからTHzにおよぶ広帯域の電磁界解析が可能です.解析結果はCadence Spectreで利用できる等価回路に変換することができます.


無料の電磁界シミュレータ Sonnet Liteでも,例えば次のモデルを解析できます.

シリコン基板上の長方形のインダクタ

これもシリコン基板上のインダクタですが,無料の Sonnet Liteでは,曲線や斜めのパターンの解析は困難ですし,半導体プロセスの複雑な層構成も単純されています. それでも線幅と隙間によるインダクタンスの変化を知ることができます. 詳しく...

FR4基板上のインダクタの等価回路抽出

ガラエポ基板上の4回巻のインダクタです. Sonnet Liteでは,等価回路抽出機能も限定されているので,解析結果からマーカー操作と電卓で等価回路を抽出したほうが現実的です. 詳しく...

もっとくわしく

SONNETはインダクタについて多くの実績と 関連した技術資料があります.

おすすめプランと概算価格

インダクタの解析に適したSONNET製品の概要です. 概算価格と仕様は 詳しく...

用途インダクタンス,共振周波数Qの精度多層構造自動等価回路抽出Sonnetのグレード
プリント基板上のインダクタ単体 × × × Lite/LitePLUS
プリント基板上のインダクタ単体 × × Level2Basic Antenna
結合したインダクタ,半導体上のインダクタ,IC設計フローとの融合 Professional

無料のリソース

電磁界シミュレータ SonnetLiteには 使用期間の制限もありません.
SONNETでアンテナを解析する場合の勘所と,小型アンテナの設計に不可欠な基本をまとめてあります.
SonentLiteをつかって製品版と同じ操作を学ぶ入門書です.