2017/8/3開催のエレクトロニクス実装学会/超高速高周波エレクトロニクス実装研究会/公開研究会でSonnetLiteについて話します.SonnetLiteはモデルに与える殆どのパラメータを数値だけでなく関数として定義することができます.また解析結果として S パラメータだけでなく,ユーザー自身が定義した関数をグラフにプロットすることができます.これらの機能を利用すれば Sonnet Lite に備わっていない解析モデルを実現したり,アプリケーションに適した独自の評価パラメータを使って解析結果を評価したりすることが可能です.講演ではそのような例として “CRLH 線路の位相定数”, “周波数依存性をもった高誘電率材料を使ったキャパシタ” そして “温度依存性のある超電導導 体で形成された高Qファクタ共振器を使った KID” を紹介します.

公開研究会

エレクトロニクス実装学会 超高速高周波エレクトロニクス実装研究会主催の 公開研究会での講演です.ソネット技研の展示,相談会などはありません.

日時 : 2017年8月3日(木)13:30~17:00

場所 : 回路会館,〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-2 (地図)

日時場所は主催者サイト↓でご確認ください.

主催者サイト : エレクトロニクス実装学会 / 超高速高周波エレクトロニクス実装研究会/ 平成29年度第2回公開研究会

講演内容

CRLH線路の位相特性の抽出とプロット
周波数に依存して物性が変化する誘電体モデル
"R. Markus J, Development of lumped element kinetic inductance detectors for mm-wave astron- omy at the IRAM 30m telescope, Karlsruher Institut fur Technologie Scientific Publishing, 2013." に記載のKIDの 温度依存性超電導導体を使ったモデルと,超高Q共振器のQファクタ抽出

KIDの例題について

sonnet liteをインストールしてください.入門書の1章に詳細な手順を説明してあります.
KIDのモデル例fig4.9.zonとグラフの設定ファイルfig8.sgrを同じフォルダにダウンロードしてください.
Sonnet Task Barのメニュー[Project][Edit][Browse for Project]でfig4.9.zonを開いてください.
Sonnet Task Barのメニュー[Project][View Response][Browse for Project]でfig8.sgrを開いてください.
Sonnet Response Viewerのメニュー[Equation][Manage Equations]でEquation Management ダイアログを開いてください.右上にEquationがリストされています.その中の "Resonator_Q"がQを抽出する関数です. 共振回路のQファクタに詳細な理論の解説があります.
Sonnet Project Editorのメニュー[Circuit][Variable list...]で 超伝導導体の温度依存性を定義する関数が表示されます.入門書の2章5 超伝導導体に詳細な解説があります.
この例題のモデルの構造やパラメータは 自由に変更して再解析できます.